院長のコラム

コンタクトレンズって、何歳まで付けることができますか?

最近はレンズの性能が良くなってきたため、眼そのものの都合でコンタクトレンズを止めることは少ないです。
むしろレンズの付け外しやケアといった『細かい作業』がきちんとできるかどうかの方が問題になります。

特にハードコンタクトレンズを使っている方のうち目尻を引っ張ってレンズを外している人は、長年の負荷によって瞼を引き上げる筋肉が弱ってきて瞼が下がり、そのためにレンズが外しにくくなることが少なくありません。

じゃあ、コンタクトレンズを使えなくなったらどうしよう。
だいたいそのぐらいの年齢になると白内障が問題になってきていますので、白内障手術で眼の中に『眼内レンズ』を挿れれば、近くか遠くのいずれかは裸眼で見える可能性があります。

もちろん乱視用の眼内レンズもありますし、もしご希望があり適応を満たすなら遠近両用の眼内レンズもあります。

そうなると(遠近両用は自費ですが)コンタクトレンズを使うより、便利で見やすい可能性もあります。

ケガの功名というか…世の中、うまくできています。
ところで、何歳からコンタクトレンズを使えるの?

昔は、いや現在でも地方では高校生ぐらいからというのが一般的で、神戸では中学生からという声が多いです。
でも正直、小学生であっても『バレエの舞台の日だけ』という使い方をしている人もいます。

小学生でも低学年では、眼そのものの都合で付けることを遠慮してもらうことも少なくありません。

それよりも上の年齢では、家庭などの協力を得ながら必要最低限の場面でワンデータイプ、という使い方をしていることもあります。

ただこの場合でも、レンズの付け外しなど取り扱い一般は自分自身でできないといけません。
となると、結局のところ個人差がとても大きいですね。
便利のまえにまず安全…これだけはご理解ください。


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